着衣水泳
皆さんこんにちは
季節は梅雨を迎え、もうすぐ夏になりますね
子供達は夏休みを前にして、心がウキウキになっているのではないでしょうか
そんな夏間近、川や海、水辺で遊ぶ機会が増えてきますよね
そこで今日は、先日クラブ内で行なった
「着衣水泳」の練習についてお話ししたいと思います
水がある所には必ず事故が起こると言われています。
着衣水泳とは、水の事故を未然に防ぐために、
洋服を着たままプールに入る体験をしたり、
溺れている人を発見したときに何ができるのかを学びます。
「水がある所は危険なのだ」ということを
体で覚え、夏休み前に心の準備をする思いを込め、この時期に毎年行なっています。
着衣水泳では、色んな体験ができますが、
洋服を着てプールに入ると泳ぎづらいことがすぐにわかります
そこで体力を消耗せずに泳ぐことのできる、エレメンタリーバックストロークという泳ぎを練習します。
姿勢は上向き、足は平泳ぎ、手は背泳ぎという泳ぎ方です。
子供達は覚えがとても早く、泳ぎの説明をするとすぐに泳げてしまいます。
すごいなぁと感心させられますよ
その他にも、ビニール袋に空気をためて浮き具を作り、浮かぶ練習をしたり
自分の居場所を知らせるために浮かびながら大きな声で「助けてぇ~」
と叫ぶ練習もするんですよ。
溺れている人を発見したとき何ができるのか?
それには3つのことを説明します。
①助けを呼ぶ
②対処する
③勇気づける
これを守ることで、自分自身の安全が確保でき、
溺れている人を助けることができるかもしれないからです
最近ニュースで、「ペットボトルで命が助かった」報道がテレビで流れました
ニスポでも毎年、②の対処をする部分で「こんなものでも浮かぶんだよ」と
子供たちに話しかけています。
最後になりますが、
毎年この季節になると必ずと言っていいほど、水関連の事故がニュースで流れてきます。
とても恐いことです。
着衣水泳を経験することで、「子供達の事故が無くなる」とは言えませんが、
少しでも安全に夏を迎えられればと思い指導しています。
保護者の皆様も「水がある所には必ず事故が起こる」
ということを頭に入れて子供達と行動し、
今年の夏休みを楽しく過ごしていただければと思います
岩槻 石川コーチ
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2011年6月24日 | コメント/トラックバック(1) |