今日は何の日?(東岩槻店)
1890年(明治23年)の今日、東京市内(この当時は「市」でした)と横浜市内の間を
日本初の電話事業が開始(開通)しました。
この時の加入電話は、東京で155台、横浜で44台、
これを女性7人と夜間専門の男性2人の交換手が対応していました。
時代は進み、現在は「携帯やスマホ」で直接相手と電話ができる時代ですが、
その当時は「電話交換局」を経由し、交換手によって回線を繋ぐという
なんとも手間のかかるシステムでした。
かける側は、まず交換手を呼び出し(ダイヤルを回すわけではありません。
耳に当てるスピーカー部分を電話機から外すことで交換手に繋がります。)
相手の電話番号を伝えて一度電話を切ります。
回線が繋がると交換手から電話があり「どうぞお話ください」と促され、
相手との会話が始まるというものでした。
その後、交換手を通さない自動交換機が登場します。
が、まだまだ電話の普及台数が少ない時代にあって、
電話を持っていない相手に連絡を取りたい場合は、
その人の近所で電話を持っている人に電話をかけ
「〇〇さんを電話口までお願いします」と伝えて相手を呼び出してもらいました。
それが今では・・・、何と良い時代になったことでしょう!!!
「技術の進歩はすごい」の一言に尽きます!!!
東岩槻店 益子
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2017年12月16日 | コメント/トラックバック(2) |
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