とある疑問(東岩槻店)
こんにちは!
福谷です。
さて、なぜ100円玉より10円玉の方が大きいのかという話題がこの間、急に出ました笑。
休みの日の私は暇だったので、真面目に調べました笑。
ちなみに、10円玉は直径23.5mm、100円玉は直径22.6mmです。
10円玉は1951年から製造開始、100円玉は1957年からです。
当時の硬貨の最高峰となる100円玉は戦前の日本の国力が安定していた昭和10年ごろをモデルにし、
当時流通していた硬貨の最高額面であった50銭銀貨になぞらえ、同じデザイン、そして同程度の銀を含ませることにしました。
当時、硬貨の材質とサイズは額面に比例していたため、高額なほど高級な金属が使われ、サイズも大きかったのですが、
銀はかなり高額で、10円玉よりも大きくしてしまうと、コスト面で問題があるとされ、10円玉よりも小さいサイズになった訳です。
その後、銀の価格が上昇したことや、自動販売機の普及により100円玉を大量生産する必要が出てきたため、昭和42年から現在の白銅製(銅75%、ニッケル25%)に変えることとなりました。
白銅は銀よりも低価なので、従来の決まりのように10円玉よりも大きくしてもよかったのですが、
自販機メーカーから政府に対し、「出番の多い100円玉は、サイズと重さを変えないで」と働きかけがあったため、そのままとなりました。
その後、現在に至ります。
長々と書いてしまいましたが、頭の片隅に置いておいていただけると幸いです。
東岩槻店 福谷
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2018年6月3日 | コメント/トラックバック(4) |
カテゴリー:岩槻
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コメント
いつも為になるブログありがとうございます。読んでいて「なるほど」と思う事ばかりです。これからも楽しみにしています!
コメントありがとうございます。
自分の勉強にもなっております。
何気なく使っていましたが、おかげさまで勉強しました!
疑問あれば調べて、、という姿勢素晴らしい!!
いつもコメントありがとうございます。
学生の頃にこの姿勢ならよりよかったかもしれませんが…笑
また疑問が出てきたら調べたいと思います。