オーギョウチィ(岩槻店)
こんにちは
みなさん、オーギョウチィという台湾スイーツをご存知ですか?
先日、横浜の中華街に行った時に購入したのですが、実はこの
オーギョウチィ、植物の「種」を原料とするスイーツなのです。
その植物の名前は、クワ科イチジク属「愛玉子(アイギョクシ)」。
台湾だけにしか自生していない珍しい植物です。乾燥させたアイギョクシ
の種を水に浸して揉み続けると、その水はゼリー状に変化してきます。
その変化は「ペクチン」によるものだそうです。
天然の多糖類であるペクチンは、煮詰めるとゼリー化する作用があります。
日常よく目にするジャムやフルーツソースのとろみはペクチンの働きによる
ものなんです。
アイギョクシはペクチンを多く含んでいるため、ゼリー化する働きがとても
強く、水の中で揉んでいるだけで天然のゼリーが完成します。
熱源を使わずに作ることができる、とっても珍しいスイーツなのです。
オーギョウチィに含まれるペクチンには食物繊維が豊富に含まれており、腸を
きれいにするほか、腎臓機能の向上にも効果的だそうです。
腎臓には、老廃物を排出する働きや、体内の水分を調整する働きがあります。
つまり、デトックス効果・むくみ解消・血色良好などの美容効果が期待できる
とのことです。
オーギョウチィには味がほとんどないので、レモンシロップや黒蜜をかけて
食べるのが一般的。
くせもなく、さっぱりしているのでこってりとした料理の後に食べてみては
いかがでしょうか?
岩槻店 湯本
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2015年9月3日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:岩槻