クロールは弓道(東岩槻店)
来世はマグロでおねがいします、山田です
先日久しぶりに読んだ本で興味深いことが書いてありました。
<クロールのうでは「かく」ではなく、「押す」>
運動の分類で行くと、腕の動作は前に腕を押し出す動作になるそうです。
近い動作で例が載っていたのでそれで説明します。
弓道の動作がよく似ているそうです。
弦を持つ手を「勝手」:勝はこらえるという意味だそうです。
弓を持つ手を「押手」:文字通り弓を押します。
弓矢は弦を後ろに押すのではなく、弓を前の手で押し出す動作だそうです。
クロールは手のひらで水の抵抗を「こらえて」前の手を「押し出す」に
感覚が一番近くなると推進力になります。
関節でいうと「胸鎖関節」大きく動かします。
胸鎖関節を大きく動かすポイントは
①肘は伸ばさず曲げる
②右手なら右側に体重をかける
です。
そういえば、背泳ぎの選手の最近の傾向に「入水時に肘を曲げる」ことで
胸郭を大きく使うというのが一般的になってきました。
試しに何か月かこのポイントで泳いでみていますがとても進む感じがします。
プールで是非お試しください。
東岩槻店 山田
※「スポーツ選手なら知っておきたいからだのこと」(大修館書店)より
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2020年9月11日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:岩槻