摩利支天(東岩槻店)
こんにちは
先日、上野に買い物に行った際に徳大寺(とくだいじ)へ行って来ました。
徳大寺は、聖徳太子の御作と伝わる「摩利支天像」が祀ってあります。
摩利支天(マリシは「威光・陽炎」の意)とは、仏教を守護する天部の神で、
参詣祈願の人々に「気力・体力・財力」を与え、「厄を除き、福を招き、
運を開く」と伝えられています。
そのお姿が猪の背に立つことから、古くより十二支の亥の日がご縁日とされてきました。
人が摩利支天の名を知り念ずれば、一切の災厄から逃れ勝利の功徳を得るとして、
日本においては、中世以降、武士階級の守護神として摩利支天の信仰が広まったそうです。
足利尊氏や毛利元就、徳川家康などの武将たちは、摩利支天の尊像や旗印とともに
合戦に出陣したと云われ、「忠臣蔵」で知られる大石内蔵助も髷(まげ)の中に
摩利支天の小像を入れて討ち入りに臨んだと伝えられているそうです。
「日本三大摩利支天」というのがあり、上野のアメ横の徳大寺・金沢の宝泉寺(ほうせんじ)・
京都の建仁寺(けんにんじ)です。
昨今では、「開運厄除・除災得幸」や「家内安全・商売繁盛」などの祈願、
政治・芸能・スポーツに関わる方の「必勝・心願成就」の祈願に来る方が多いとのこと。
皆さんも勝負事があったときは、参詣(さんけい)してみてはいかがですか?
東岩槻店 湯本
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2016年5月3日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:岩槻