春を知らせる花(東岩槻店)
こんにちは
日に日に暖かくなり春の訪れを感じる今日この頃ですね。
春の花と言えば「桜」ですが、一足早く春の訪れを
告げる花では、「水仙」も有名です。
日本水仙は12月~3月が見頃ですが、ラッパ水仙などの西洋種は
3月~5月です。
花言葉は自己愛・うぬぼれ・報われぬ恋などです。
プラスな花言葉もあります。高貴な美しさ・神秘・尊重など。
水仙の花言葉にはギリシャ神話と深く関わりがあります。
水仙の学名は「ナルシサス」です。
花言葉はギリシャ神話から由来しているものが多いのですが、
水仙は美青年ナルキッソスの変わり果てた姿なのです。
ナルキッソスはその美しさより多くの女性に言い寄られている
ような青年でした。しかし、彼は女性たちをあしらい傷つけて
ばかりでした。それに怒った復讐の女神ネメシスは
ナルキッソスに呪いをかけてしまいました。
その呪いとは・・・自分自身に恋をしてしまう呪いでした。
日々水面に自分を写し、その姿に恋をし、想いが届かず、
食事ものどを通らなくなり、最後は動かなくなってしまいます。
その後、彼が座っていた水辺に1本の水仙が咲いていたのです。
なので、水仙はナルキッソスの変わり果てた姿と言われています。
そのため、水仙はうつむいた様に花を咲かせるそうです。
マイナスイメージ強い水仙ですが、白い水仙は「希望の象徴」と
されていて、1995年の阪神淡路大震災の時に皇后美智子様が
皇居で摘んだ17本の水仙を現地に献花されました。
他にも多くの団体などでも希望のシンボルとして扱われています。
もうじき、開花時期が終わってしまいますが、桜だけではなく
水仙も眺めて春を感じてみてはいかがですか?
東岩槻店 湯本
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2017年4月14日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:岩槻