5:8(東岩槻店)
こんにちは。
少し前ですが、テレビ番組「イッテQ」で、ギリシャのパルテノン神殿が
5:8の黄金比で造られているとやっていました。
最も安定し美しい比率とされる黄金比。意図的にこれを意識して創作した
芸術家も数多いことが知られています。
黄金比とは、1:(1+√5)/2となる比(近似値は1:1.618、約5:8)のことで、
「宇宙空間で最も美しい数値」だと考えられています。
惑星の軌道などもこの比率が関係しているらしく、その宇宙空間の中で
もっとも身近である我々人類の体も黄金比で構成されています。
有名なミロのビーナス、このビーナス像の頭の先からつま先まで、
そして、つま先からおへその比率がちょうど、黄金比になっています。
ミロのビーナスは美の化身と言われていますが、その体は綿密な数値で
構成されています。
パリの凱旋門やエジプトのピラミッド、モナ・リザの顔などもそうです。
遠いギリシャで発見された黄金比は海を渡り、もちろんこの日本にも
伝わっています。奈良の唐招提寺(とうしょうだいじ)金堂(こんどう)の
縦横比は黄金比になっています。
京都の金閣寺や葛飾北斎の富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)
神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)の波の比率も黄金比だそうです。
現代ではApple社が出している、iPod(音楽プレイヤー)などもそうです。
はっとするような建築や絵画に出会ったら、もしかしたら黄金比が
使われているかもしれません。意識して見てみると面白いですね。
東岩槻店 湯本
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2016年5月18日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:岩槻