スキースクール2011 in 白樺高原国際スキー場
毎年恒例のスキースクール、岩槻と元住吉の合同イベントを長野県の白樺高原国際スキー場で行いました
まず初日の道中、バスの中ではにぎやかな子ども達の質問攻めで大変でした
コーチは何が好きなの?嫌いなの?AKBの誰が好き?
など、ずっと質問攻め、とにかく終わりませんでした。
お返しとばかりにこちらからも、青色が好きなコーチは誰?道路の白線は何メートル?
子ども達はみんな答えを覚えているかな…
ビンゴゲームも盛り上がって楽しかったですね
ホテルに着いてすぐの初滑り、白くて冷たい雪に、気持ちがワクワクしました
なかなか思うように扱えないスキーに子ども達は四苦八苦していました
スキー以外にも雪合戦やソリ遊びをしました。
夜には花火大会を行ないました
スキー場の照明が全部消えた瞬間、真っ暗な夜空からはまるで星が振ってくるようで本当にきれいな夜景でした
子ども達にとって、あのスキー場での花火は、きっと一生の思い出となったはずです
さぁ、二日目は本格的なスキーレッスンです。
班ごとにスキーレベルが違います。
1・2班の子ども達は、自分達で滑る場所を階段登行で登り、真っ直ぐに滑り落ちるほんの一瞬に一生懸命でした
3班の子ども達はリフトに乗ってスキーレッスン、急な斜面もヘッチャラでした
午後はゴンドラに乗って山の頂上に登りました
晴れ渡る空に白い雲、大きな山や凍りのはった湖が見えましたね。
頂上にある「幸せの鐘」を1人ずつ鳴らしました
力いっぱい鐘を鳴らしたり、お友達と一緒に鳴らしたり、大きな音が白樺高原いっぱいに鳴り響きました。
みんなはどんな想いで鐘を鳴らしていたのかな
二日目の夜はスキースクールの大イベント、「松明滑走」があります。
真っ暗な夜のゲレンデ、松明を持って滑っていきます。
関東・関西・東海エリアから選抜された子ども達30名がトレイン滑走で滑っていきます
今年は元住吉の女の子が2名選ばれました
思い返せば2年前に初めてスキースクールに参加。
その時はまだスキーが滑れませんでした。
4年生の時は松明滑走を下から眺めていた二人が6年生になりようやく関東エリアから選抜されました
毎年参加したスキースクールでスキーが上手になったからだね
松明滑走を滑る前は二人とも緊張していたけど、立派に滑り降りてきました。
4年生の時に下で見ていた光景。
6年生になって自分達が滑っている。
この喜びは滑った二人が一番よくわかっていると思います。
二人とも夢が叶って本当に良かったですねやったね
さて、話しは変わりますが、松明滑走のもう一つのドラマを皆さんにご紹介したいと思います
それは白樺高原ホテルに宿泊されていたご夫婦のお話しです。
このご夫婦は松明滑走を、ニスポの子ども達と一緒に眺めていました。
さかのぼること20年前、ご夫婦はニスポ岩槻のスキースクールに参加していました。
子供の時に参加したスキースクールで、旦那さんが投げた靴が奥さんに当たり、先生にこっぴどく叱られたそうです。
それをきっかけに二人は仲良くなり、地元岩槻に帰ってからも文通を続け、連絡を取り合っていたそうです
(現代は携帯メールがありますが、昔は手紙をポストに投函していました。う~ん懐かしい)
しかし、中学・高校になり自然と連絡が途絶えました。
時は流れ、大人になった二人は数年後に、偶然本屋で出会いました。
それから二人の交際が始まり、そして一年前についに結婚
そして旦那さんの提案で、二人の初めての出会い、思い出の白樺高原に行こうということで、記念旅行へ来ていました。
そして偶然にもニスポのスキースクールがやっていた松明滑走を二人で眺めていたそうです。
二人の目には松明の火がどんな風に映っていたのでしょうか…
こんなメルヘンチックなお話しが聞けて本当に幸せな気持ちになりました
あっという間に3日目の朝がやってきました。
寝泊まりした部屋を片付け、午前中はスキーレッスンをしました。
3日目ともなると、どの班の子どももみ~んな上手になっています
長かった、楽しかったスキースクールも、たくさんの思い出を残して終わろうとしています。
まだまだ元気な子ども達は、帰りのバスの中で「マルマルモリモリ♪」を“のりのり”で大合唱しました
この3日間、子ども達はずっと笑顔でいました笑い声は絶えることがありませんでした
あの子ども達の笑顔を見ていたら、きっと楽しい思い出がいっぱいになったことと思います
みんな、また来年もニスポのスキースクールで会いましょうね
岩槻 石川コーチ
タグ
2012年1月13日 | コメント/トラックバック(0) |