2月は。(仙台南店)
こんにちは!
福谷です。
2月が終わりましたが、2月はなぜか他のつきよりも短く、28日までしかありません。
1年は365日なので、12で割れば30、余りが5です。ということは、単純に考えると30日の月を7つ、31日の月を5つとすればいいと思ってしまいますが…
今使われている暦というのは、2000年以上も前に、ローマで作られた暦が、約400年前に改良されてできたものだそうです。
今は1月が1年の始まりですが、大昔のローマでは3月が1年の始まりとされていました。
おそらく、作物の芽がでる春が、1年の始まりにふさわしいと考えたためだと思われます。3月で始まると、2月は1年の最後の月になります。
最後の月となる2月で1年間の日数が調整されていたため、当時は29日まででした。
年の始まりが3月1日ではなく、1月1日になったのは、紀元前153年1月1日の改暦によってです。
その後、紀元前45年1月1日からユリウス・カエサルによってユリウス暦が採用されました。
これにより、奇数月を31日、偶数月を30日としました。が、昔の名残で2月は29日のままとなりました。
ところが、その後継者アウグストゥスが自分の産まれた月「8月」が短いのはイヤだと言い出し…8月を31日までにしてしまいました。
1日増えた分、2月を1日減らします。これにより2月は現在の28日までの形となりました。
ちなみに、7・8・9月と当時31日までが続いたため、9月以降、30日と31日を逆転(現在は9月は30日まで、10月は31日まで、…。)させ、現在のようになりました。
かなり長くなりましたが、豆知識として覚えておいて下さい。
仙台南 福谷大地
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2018年3月1日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:仙台南